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明治の末から大正にかけて、有馬温泉では「有馬保証会」という自然保護団体が活発な活動を続けていた。有馬の景勝を保全し、それを観光資源として生かしていこうという団体である。
明治35年(1902)、旧三田藩主と縁の深い九鬼隆一男爵を会長に、地元の名士が参加して設立された。「有馬温泉の今後の発展は、歴史と自然環境を生かすことにある」と明言し、そのための施策を提言した。
その精神を現代に引継ぎ、それを温泉の魅力作りに生かそうと設立されたのが「NPO法人有馬保勝会」である。2003年春には、NPO法人として兵庫県の認証を受けた。「高塚の清水」の保全をはじめ、有馬温泉や六甲山系の歴史と自然環境の保全活動とPRにいそしんでいる。
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