蒸し合わせ料理

ホテル花小宿のレストラン「旬重」はかまどが有り、そこで炊くご飯や炭火で焼く肉や魚が名物。雰囲気で美味しさをさらに演出する事が出来ます。
ところが御所坊の一階の食事処は、その点調理師がパフォーマンスを見せるには、ステーキの鉄板だけ。
しかし横に電磁コンロが設置してある。ほとんど使っていない。
これを使って何かできないかと考えた。
【 まず、単純に蒸し料理を始めようと考えた 】
電磁使用可能の蒸し器を持って来て、電磁コンロの性能を確認する事にした。・・・でももう一つ。
底を見ると凸凹している。これが問題か!? そこで有馬食堂で使用している紙鍋のセットを持ってきた。使用できる事が確認できた。
電磁コンロを一番効率的に活用できる鍋は!? という事でホーロー鍋を使用する事にした。底が平らで直径が12cmから26cmの間が良い。
インターネットで探して、理想のフォーロー鍋を取り寄せた。早速試してみると湯が沸く速さが違う。これで十分上記を発生させる事が出来る。
では、上はどのような蒸し器がデザイン的にも合うだろうか!?
色々探した末に、木製の角セイロで行く事にした。もちろん見た目もあるが、蒸気の漏れぐわいが換気扇に対して良いとの判断だ。
下のホーロー鍋の部分は、おもちゃ作家に木で枠をつくってもらって隠す事にした。
【 チン DE ポン の延長 】
かつて電子レンジを使って、再加熱でなく調理をする事を実験していた。ほとんどの調理道具は外側から熱を加えるシステムだが、電子レンジは材料の中から熱を加える。
親子どんぶりの鶏肉やトンカツに電子レンジを利用して、熱を加える工程を入れると、驚くほど肉が柔らかくなる。
電子レンジ用の容器は、材料の中の水分を加熱する事で、蒸し焼きのようにする。
この理屈を応用すれば、蒸し料理の野菜等を、それぞれに応じた温度と時間であらかじめ熱を加えて盛り合わせる。提供する際に再加熱する・・・・
例えば、根菜類は高温で時間がかかる。ゴボウは90℃で30分。キノコ類は70℃で15分。レタスは45℃で15分。これらを別々少し浅めに蒸して合わせる。
実際実験をしてみた。
事務所内で試食をしたところ、今までの所は思惑通り! 美味しいしコストは抑えられる。
【 何時・誰に・どのように提供するか!? 】
景気がもう一つ、皆がストレスを貯めている時代。だからこそ有馬温泉でリフレッシュして頂かなければならない。
そこで、出来るだけストレス解消に役立つ食べ物を、メニューに加えよう。そして身体に優しいだけでなく、お財布にも優しい内容にしたいと考えた。
ベースの献立メニューが有り、それプラスいくらで、何が付くといった内容にする。
まず平日限定で始めて、モニターを募る。1泊2食付で、20.000円以内で押さえて、さらに連泊を30.000円以内で出来るようにすれば、連泊のお客さまも増えるのではないか?
連泊が少ないのが一つの問題。
【 連泊の効能 優しい自分に戻れる 】
温泉旅館は生活必需品ではない!
・・・本当にそうだろうか!?
今、鬱などで戦線離脱されている方が多く、その損害は大きいといわれている。
ストレス社会だからこそ、ゆっくり温泉に入ってリフレッシュしてもらって、また頑張ってもらう。その様な役割を温泉旅館が出来ないかと考えている。
その為には、1拍ではダメで効果は2泊以降から現われるという。
ちょうど6月・7月は新緑のきれいな季節だが、閑散期。ちょうど実験するには良い時期だと言える。
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2010年5月25日(火) 09:54 JST |
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